EAを改造したり、パラメーターの設定を変更したりしたあとには、MT4の機能を使ってEAの有効性を確認しなければなりません。EAの有効性を確認するにはバックテストとフォワードテストを活用します。バックテストは過去の為替相場で当該EAを動かした場合、どのような成績になるかを確認するものです。過去の相場で優秀なパフォーマンスをするのであれば、実際の相場でも優れたEAであると期待できます。逆にバックテストで期待した結果とならない場合は、実際の取引では損失を生む可能性が高くEAの修正が必要です。バックテストで有効性が確認できたら、次はフォワードテストです。
フォワードテストでは、現在のリアルな相場でどのようにEAが動くかを確認します。デモ口座にて実際のお金を動かさずにEAを稼働させてみます。ただしデモ口座とリアル口座では若干の誤差が生じるので、必ずしも同じ結果となるわけではないので注意してください。デモ口座はお持ちのFX会社のホームページから申し込むことができます。中にはデモ口座ではなく実際のリアル口座で少額で運用して見る方もいます。フォワードテストはバックテストよりも、かなり実際の取引に近いデータを取得できるので、両方を合わせてEAの有効性を確認していってください。